カタツムリのつもりもむりむり

一般的オタクの頭の中身を置いていくところ / アイドルマスターSideMが好きです

2018年1月15日から21日まで

今週はとにかく卒展の準備で忙しかった。なんなら学生の時より忙しかった。人生何度目かのモテ期。

 

月曜日、M先生にたこ焼きを食べさせてもらった。結構美味しかったけど奈良出身なのにたこ焼きは関東風なのかと思った。

色々な話をした。驚くような話も聞かされた。先生ともっと良く話しておけば良かったと思ったけど、先生にとっても私にとっても所詮は通過点でしかないので、願わくば定年後は海外を元気に飛び回って欲しい。きっと先生にとって日本は狭すぎるんだと思う。

 

土曜日はTAKASHI O’HASHI & STEPHEN MILLS - Independent Souls Union Tour -に行ってきた。ゲストはカワタコージさんとaceさん。

50代ロックミュージシャンはこの世で一番セクシーな存在だと思う。

最後、JACK THE RIPPERを聴いて、ああ長官のギターソロだと思った。ギターってその人の癖が出るんだろうか。用語を全然知らないから言葉に出来ないけど、ここのこの部分が長官なんだよなって思いながら聞いていた。

 

日曜日は卒展を観に行く。CS祭の時はお土産を買っていくことを忘れていたけど今回はちゃんと忘れなかった。偉い。これが私からの勲章です。

 色んな学生に色々思ったことを話した。まあ気に入った言葉があったら覚えておいてください。

 

準備が終わるまで感慨もクソも無いぐらい忙しかったけど、いざ展示が終わり四年生も卒業すると思うと、やっぱり色々考える。100%愛していた訳でも愛されていた訳でも無いだろうけど、それでも四年間なんやかんや世話を焼いてきた後輩が卒業していくと思うのは、寂しいような嬉しいような、はたまた何も感じないような。

良いことも悪いこともたくさん思った。恵まれていると思ったことも可哀想だと思ったことも、凄いと思ったことも憎らしいと思ったこともある。きっと私も思われていただろう。最後、とりあえず笑ってさよならすればそれでいい。結局、大学なんてものは人生の通過点だ。半年後には過去になってる。

先輩が卒業した後のように、そういえばもういなかったね、なんて思いながら過ごしていくんだろう。

 

いつぞやに、私って実は貪欲な人間なのかもしれないと彼氏に話した。

よく食べ、よく眠り、エロも好き。よく彼氏を「快楽的な人間で好き」と評するけど、実際私も似たようなものかもしれない。人間的に穢れていくと不思議と生きるのが楽になった。私が求めていた素直さは、原始的な部分と似ていたのかもしれない。

 

彼氏の卒展、もはや制作時点から見ていたからあまり驚きはしなかった。感慨深さも無かった。でも、彼らしいと思った。私が好きになった人間は、こんなにも色鮮やかでキラキラと輝いていて、野性的で繊細で屈折しているけど真っ直ぐな人間なんだって、声を大にして叫びたい。

最近は落ち込んでいることも多かったから、色鮮やかな作品で良かった。私は彼のこういうところが好きなんだ。彼は私が見えなかった色々な色を教えてくれた。素敵な人。改めて実感した。

 

色々と、落ち込んだり悩んだりすることもあるけど、私は私なりに走りきった一年間でした。してやれることはやりきっただろう。

後輩諸君、卒業おめでとう。